学習塾にはさまざまなタイプがあります。
塾を選ぶときには、その塾のタイプを知り、自分がどうして塾に通うのか、という目的と照らし合わせて選ぶ必要があります。
学習塾に通う目的について分類しましたが、基礎学習の完成、補習、学校のテスト対策、受験準備、受験対策、などさまざまな目的で学習塾に通うと思います。
また、塾のほうもこうしたニーズに合わせ、それぞれのタイプの塾を運営しています。
ですから、自分の目的が基礎学習であるのに受験対策の塾に行くのは目的が違いすぎてうまく成果が出てこないことになってしまうのです。
この二つを照らし合わせて選ぶ必要があります。柔軟に生徒しだいで対応できます、という塾もあり、基礎学習を完成しつつ、個人のレベルに合わせて受験準備ができる、というところもあります。
ただし、そこまではよくても情報収集力がないため、実際の受験対策をするには傾向や対策の準備がうまくできない、という場合もあります。
塾をなんで利用しようと考えているのか、ということをまずははっきりとさせることで、必要な塾を絞っていくことができるようになるわけです。
また、個人個人で基礎を完成させてくれる、という個別タイプの塾が必要な場合と、クラスで競争させたり成績を公表したりして、子どもたちを発奮させるタイプの塾もあります。
これも、求めている側のニーズや子どもの性格などと照らし合わせ、適切なものを選ぶことが必要なのです。
大手だから安心、大手だから大丈夫、とひとくくりにすることは危険で、人それぞれのニーズに合わせた選び方をしなくてはなりません。
子どもがそれぞれに性格も行動も違うように、塾にもスタイルやカラーがあります。
その両方をしっかりと見極め、適切な塾を選ぶようにしましょう。
反復を徹底的にさせるタイプか、自分で補習を積んでついていくタイプかなどにも違いがあります。
なにを求めるかをはっきりさせないと、本当の意味で塾を選ぶことは難しいのです。
学習塾の選び方と通う目的