学習塾を決める際には、口コミや通いやすさなどでいくつかの候補に絞り、その後実際に塾に足を運んでみましょう。
そこで塾の経営者や講師などからカウンセリングを受けることができますので、それを必ず親子で受けてみることをお勧めします。
なぜカウンセリングを受けてみるといいのでしょうか。
それは塾の姿勢がはっきりとわかるからです。目的別に塾がたくさんあるのが現状である、というお話をしましたが、ニーズに合わせ、内容が細分化されていますし、こういう子にはこのようなタイプの塾、というように、教え方や塾の姿勢なども細分化されています。
どこにいっても成果が出るタイプの子どももいますが、塾との相性しだいで成績の伸びが違う場合もあります。
塾に通わせるからにはできるだけ成果の上がる塾に通わせたいですね。
ですから、塾の姿勢や授業の内容、雰囲気などをカウンセリングでつかみ、相性が合いそうだと感じた塾で体験授業をしてみるのがいいでしょう。
また、目的がはっきりと認識できていない親子も多いので、親子でこうした目的をしっかりと判断するためにカウンセリングを受ける、ということも必要です。
目的意識なく、塾に入れていれば成績が伸びる、と根拠もなく信頼してしまう傾向がありますが、やはり塾も自発的に活用する、という意識でないと思ったように成績は伸びてきません。
そのため、客観的に判断して今時分はどのような状況にあり、なにが必要なのか、ということを自覚することも必要なのです。
そのために塾でカウンセリングを受け、自分の立ち位置を確認するのもいいでしょう。
こうしたカウンセリングによって、塾の状況がつかめることもあります。
成績主義であったり、競争原理を導入しているなど、それぞれの塾の特色がありますが、それを知ることで自分に適した塾であるかを判断することもできます。
タイプによっては競争させる塾のほうが向いている子どももいますし、それは絶対にだめだ、という子どももいます。
塾のコンセプトと自分のニーズがあっているかどうかを判断する場ともなるわけですね。
学習塾とカウンセリング