学習塾に行こうか、と考えたとき、その塾をどのように選んだらいいでしょうか。
決め手になることを段階的に説明しましょう。まず必要なことは、情報を集める、ということです。学習塾はたくさんあります。
その中からどのように自分に合った塾を探すのか、ということは大問題です。
家の近所とまでは行かなくても、通える範囲はある程度限られていると思いますから、まずはその範囲を絞り、その中から通う塾を選ぶことになりますが、その際は、まずは周辺での情報を聞いてみることでしょう。
この場合、学校や近所などの知り合いからの評判を集めてみることが第一です。
これが一番生きた情報ということができます。
実際に気になっている塾に通っている人が身近にいたら、授業の様子や使っているテキストの内容、通ってみての感想などを聞いてみるといいでしょう。
その際気をつけておきたいのは、口コミで得られる情報はあくまでもその人の主観である、ということです。子どものタイプはそれぞれに違うので、人にとってよくても自分にとってはだめだった、ということも少なくありません。
いい、悪い、という抽象的な情報に惑わされるのではなく、もう少し客観的な情報を集めるようにしましょう。
クラスの編成、費用、授業のスタイル、実際の生徒の人数、模試やテストの有無、講師への感想などを聞いてみるといいでしょう。
そして、自分たちに合いそうかどうか、ということを判断する材料にします。
ただし、この口コミだけで決めてしまうのは危険です。
この口コミで集めた情報を元にいくつかの塾の候補を決めたら、実際に足を運んで塾で話を聞いたり体験授業を受けることが大切です。
また、親からの情報だけでなく、実際に通っている子どもがどう感じているかということをつかむことも大切です。
親には人気があるけれど、子どもには不評、というのでは成果が出るかどうかわかりません。
また、自分がどのような目的の塾を求めているのか、ということをはっきりさせてから情報を集めることも大切です。
学習塾と口コミ