学習塾に通わせている保護者に塾をどのように利用したいか、と尋ねた時、答えを分類すると上位に上がるのが補習です。
小学生はともかくとして、中学生になると、学校の勉強だけでは学習時間が足りず、学習した内容がしっかりと理解できていない、ということも増えていきます。
それをそのままにしていると、次の学年でのカリキュラムも理解できずに進んでいくことになってしまうので、学習の内容がまったくわからない、ということになって学校についていけないという結果になってしまう生徒もいます。
保護者としてはこれが一番心配なところであり、基礎学習をコツコツと積み上げるのはもちろん必要と思いながら、学校で学習したことの補習、という形でその基礎学習が行われるのが一番望ましいようなのです。
なにより中学では定期テストがあるため、テスト範囲を理解していないと成績、内申点に影響してしまう、という懸念もあります。
ですから、それをしっかりとさせていくためにも日々の学習の補習を行いたい、と思うのではないでしょうか。
個人塾や個別塾などではこのような補習中心のスタイルで学習内容を完成させていく、ということをメインとしている塾もあるので、このような塾を利用したいと思う人も多いでしょう。
予習型の塾や、独自のカリキュラムで進んでいく、という塾もありますが、補習をしっかりとしてほしい、と考えている保護者や子供にとっては、できれば学校で学んだことを完成させて復習していく、というスタイルが理想となるでしょう。
個人塾や個別塾ではこのような望みに対し、柔軟に対応することができるため、わからないと思っていたところをすぐに塾で補ってもらうことができる、という安心感があると言われます。
中学生でも、内申点や学校での成績を重視するようなタイプの受験をする人にとっては、やはりこのようなスタイルの塾に通い、学校の内容をしっかりと完成させたいところなのではないでしょうか。
学習塾で補習