学習塾に通う前の心得
学習塾に通おうと考える時は、学習面でなんらかの問題を抱えている時なのではないでしょうか。
勉強が分からなくなってきている、とか、受験のための準備をしなくてはならない、などなんらかの課題があることで学習塾に通おう、と思ったのではないでしょうか。
ですから、学習塾に通う時には、まずは自分の立ち位置や問題点などを整理してみる必要があります。
なぜ、今学習塾に通おうと考えているのでしょうか。
学校の勉強が分からなくなっているのですか。基礎学習をしっかりとやっておきたいのでしょうか。
学校のテストのために勉強を補いたいのでしょうか。
受験のための準備ですか。
受験のために情報を集めつつ実践的に学びたいのですか。
こうした心構えをまずはしっかりと把握する必要があります。
さらに、自分の成績を分析してみましょう。
塾を必要としている科目はなんですか。
その科目で、自分はなにが分かり、なにが分からないのでしょうか。
基礎はどうで、応用についてはどうですか。なにが得意でなにが苦手ですか。
どの分野については一人での学習が難しいと考えていますか。勉強をするにあたって、自分をよく知ること、分析することによって、なにを塾ですべきなのかということがはっきりしてきます。
それこそが、学習塾に通う前の心構えとして一人ひとりが考えるべきことなのではないかと思います。
塾に入ってからも、塾に入ったからという安心感だけでは成果を出すことはできません。
人によってタイプが違うと思いますが、塾の勉強をしっかりと定着させるために自分で効果が出るように復習をしたり、効果を測定したりすることが必要になります。
塾に入ったら、こうしたことをきちんとできなくては意味がありませんから、始める前に、そのための時間を捻出することができるように計画を立て、準備をすることも大切でしょう。
塾は通っていて与えられることだけではなく、勉強する癖や方法などを習得する大切な場所でもあります。
それを習得しよう、活用しよう、という意識をしっかりと持って臨まないと、通っても意味がない、という場合もあるのです。
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